変な人と、まともな人の違いについて

学生時代までは、程度の差こそあれ、有象無象の寄り集まった集団の中で暮らすから、その中には、ダメな奴もいれば、まともな奴もいれば、優秀な奴もいる
社会に出れば、社会で生きていけるまともな奴しかいないと考えてた
だから、ダメな奴というのは多くないと思ってたけど、そんなことはないってことが最近分かった

論理的筋道(共通)を経て(特有)、
合理的結論(共通)を得て(特有)、
実行する(特有)

まともな人というのは、この特有の部分に、ある程度の精度と信頼がおける人だと思ってて、社会で生きていけてる人は、そういう人ばかりだと思ってた
もう少し詳しく書くと、

論理的筋道(共通)
　論理的に考えたら、答えは大体一つである
を経て(特有)
　論理的筋道を経られるかどうかは、人による
合理的結論(共通)
　論理的筋道を経たら、合理的結論に至るのは、当然である
を得て(特有)
　人によって得られないこともある
実行する(特有)
　合理的結論を得られたとして、実行するか同課は、人による

少なくとも、合理的結論を得られるところまでは、みんなできるものだと思ってたけど、どうやら違うらしい
不思議なことだ


会社に2人、会社の損失になるレベルのポンコツがいて、見てると、同じ給料で働いてることも併せて、本当にイライラする
そいつらの上司も、口を開けば愚痴を言ったり、俺に相談、というのは思い上がりすぎだけど、愚痴ってきたりする
ああいうの見ると解決策を考えてしまうけど、どうしたらいいのか、さっぱりわからない
人類共通であるはずの部分が個人特有のものになってしまってると、もうそれはただの変人、キチガイ、バカでしかない

なにより、毎日同じことで怒られて、つらくないんだろうか？改善したいと思わないんだろうか？諦める、というテーマがあるなら理解できるし、認めるけど、そうでもないらしい
よくあれで会社辞めないなと思う、俺だったらあそこまで評価が地に落ちたらやめてる
一人なんて怒られすぎたストレスで、若いのに一時髪の毛なくなってる、のに辞めない
見上げた根性だとは思うけど、根性で辞めてないというより、辞める度胸、いや、辞めるというところまで頭が回ってない気がする

あいつらは何なんだろうか
同じ人間なのか
学生時代から、そういうやつとは関わらないようにしてきて、社会に出たらそういうやつはいないと思ってたのに
がっかりする
かといって、上層の人たちの中で戦える自信ない自分にもがっかりするんだけど