彼女が帰省なり出張なりでひと月半いない
暇だから7年ぶりくらいにCLANNAD見てるんだけど、やっぱり面白いなあ
やっぱりと書くと、面白さの再確認のように聞こえるけど、以前とは違った面で面白さを感じるようになった

昔は、ASより無印のほうが好きだった
ASは、オタクアニメなのに家族とか親とかいいから、くらいに思ってて、単に質のいい学園エロゲアニメとして無印のほうが見てて心地よかった
だけど、人を真剣に愛するとか、婚約とか経て見てみると、ASの素晴らしさに気づく
特に16話と18話は出色してて、オタクアニメとしての体裁を守りながら、同窓、親、家族みたいな、オタクの中にだけ存在する見たくない現実を、よくもこれだけの求心力を持たせて映像にできたなって
共感を超えて、心象風景にまで語りかけてくるような、そんな力強くて前向きな作品だったんだなと、今更ながら発見した
好きなキャラの好みも変わって、昔は断トツで杏か智代で渚なんて歯牙にもかけてなかったけど、今は断トツで渚、または早苗さん
あの懐の広さ、慈愛の精神、効率や合理や打算ではたどり着けない地平が広がってるよね

「俺、一生かけて恩返ししますから」
「なら、幸せになってください」

ここまじでやばい、マジで


仕事の方は、上司(支店長)の言いつけどおりに残業して、
そいつの出る幕もないくらいひとりで先うちで仕事して、
そいつに、もう答えが出てることをわからないふりして、ご教示いただきたいとか言って内心嘲りながらケツ持ちしてたら、状況が好転した
ほんとに優秀な人はこのくらいで籠絡できないはずだけど、やっぱり、所詮プロパーの年功序列だけで支店長になったザコなんだなと

そんなこんなで仕事のストレスは少なくはなったけど、心から尊敬できる人が隣にいた前の会社と比べると、やる気も張り合いも何もない