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意義素 : 物事が終わるほんの少し前のこと
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昨日は会社の忘年会だった
基本的に今の会社の飲み会は好きじゃなかったけど、昨日は少し楽しかった

その中で「ハッタリ力」が話題に上がった
ハッタリ力とは何か、定義もあいまいな中で話していたけど、その時のみんなの同意が得られていたと考えられるイメージ像は、仕事上のコミュニケーション能力、あるいは話術のことで、その能力がない人は童貞に多い、ということだったと思う

一応うちの業界がどんななのかを説明すると、役所に対する技術系のコンサル(奴隷)で、決定には根拠が、根拠には技術的裏付けと比較検討が必要で、その検討結果を社内外にプレゼンすることが多く、ただし工学を扱うのにアウトプットは役所の論理と密接に絡むものだから、純粋な技術的根拠の積み上げだけではなく、役所的な理屈付け(ハッタリ、詭弁)が必要な場面が多い、という厄介な仕事内容である
そうした仕事をしている人が共有している感覚を基にしたハッタリ力、だと前置きしておく

話が変わるようだけど、僕はめちゃイケが大好きだった
ナイナイというより、めちゃイケが好きだった
それはなぜなのかを考えたことがあって、その時考えたこととハッタリ力が関連している気がして忘年会で話したけど、改めて考えを整理したくてここで書いてみようと思う
辞書にあるハッタリとは少し違うので、便宜的に以下話術と言うことにする


テレビで見るお笑い芸人には、乱暴に分類すると以下の3タイプがある

A. 自分で面白いことをするタイプ
B. 自分を面白く演出するタイプ
C. 自分が面白いタイプ
D. ABCいずれにも該当するタイプ(参考)

Aは、ドリフターズや落語家が該当する
漫才やコント、要は脚本があって、それに沿って芸を披露する古典的な芸人が思い浮かばれる

Bは、ダウンタウンやナイナイが該当する
脚本はあるけど、それよりも自分で自分を面白く演出する、演出者が思い浮かばれる
あるいは、他人が演出した空間の中で面白い役者もここに該当する

Cは、島田紳助が該当する
脚本も演出もなくとも、その個人単体で面白さを発揮できるトーク力に秀でた人が思い浮かばれる

参考までに、Dは、お笑いBIG3(ビートたけし・明石家さんま・タモリ)が該当する
特にビートたけしはその最たるものな気がする
脚本に沿った芸もできるし、トークも面白い、何より演出力が高くその才能は映画業界にも通用した

以上を踏まえて話術について考察すると、Cのタイプから得られる情報は多い

話術について、もう少し抽象度を下げて表現すれば、「論理的説明力」と「嘘をつく能力」の総合力だと思う
論理的説明力は、事実を論理的にわかりやすく伝える力のことで、その能力を行使する人として池上彰が思い浮かばれるが、この人の話は、題材やそのキャラクターのせいもあるけど面白くはない

なぜわかりやすいだけだと面白くないのか、それは得られるものが事実しかないからだ
いかに面白い出来事を伝えようとしても、事実のみを話しているだけでは、その面白い出来事以上の面白さにはなりえない、つまり、題材に依存した面白さが、論理的説明力の限界である
このわかりやすいだけの面白くない話に、嘘をつく能力が加わると、話術となる

どういうことかというと、
当然ながら、事実に脚色を加えより面白く改変ができる
さらには、論理的説明力のみでは時間軸に沿ったボトムアップ型の説明しかできないのに対し、嘘をつく能力があると、時間軸の組み換えが可能である
本来、事実に起承転結が必ず備わっているとは限らないが、時間軸の組み換えができると、すべての話に起承転結を用意することができる
その結果、わかりづらくつまらない話が、分かりやすく面白い話として生まれ変わる
これは島田紳助の話術そのものである

では、島田紳助になるにはどうすればいいのか
論理的説明力は、訓練によって多少身につく
一方、嘘をつく能力の習得は難しいが、人生における言い訳の回数と駆け引きの経験の積み重ねによって身につくのではないか、換言すると庶民レベルでは女性経験に由来するのではないか
家族や友人との会話は、ただの意思疎通でしかなく、需要と供給によって生じる反応に過ぎない
一方、女性関係はお互いの気持ちの読み合い、計略、駆け引きである
したがって、童貞は話術、ハッタリ力、仕事上のコミュニケーション能力、そもそも仕事の能力がない(のではないか?)

というのが、忘年会の話題におけるハッタリ力についての私見であり、みんなが同意していた内容だった


ちなみに、なぜめちゃイケが好きだったのかについても書いておくと、
脚本より演出が強かったことと、演者自らではなく他の演出者によって演出された空間で、すべてをさらけ出しながら面白いことをするのが見ていて心地よかったことと、
ナイナイ含めた才能が有ったり無かったりするめちゃイケメンバーとそうしたメンバーの特性を汲んだ上手い演出が生み出した番組に対する愛着によるものなのかなと思う
だから、脚本が強いドリフは好きだけど見すぎると飽きるのと、演者の演出力が強すぎるダウンタウンの番組は苦手なのかもしれない
あと島田紳助はすごいとは思うけど好きじゃない
BIG3だとタモリが好き
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新年あけました

仕事の話だけど、10/1に入社してから、今の会社で仕事することが楽しいと思ったことが一度もない
前にも書いたけど、人間関係がその一番の理由


サラリーマンにとって何が一番大切で目標とすべきかといえば、
いかに自分の経費をいかに少なくして、かついかに大きな売り上げを上げるか
ということだろう
そして同僚とは、同じ目的をもって共に働く隣人で、その目的を達成する過程で、チームワークや仲間意識が生まれてくればハッピー、くらいの存在だろう
(あるいは、面倒なそれらを徹底的に放棄してラクして給料をもらうことだろう)

今の会社に転職してからは、一兵卒に舞い戻りそれが可能だから、仕事をそれなりに持たされてはいるけど基本定時で終わらせ、残業せず帰ってる
定時帰りで仕事に支障は何もない


ところが、年明け早々、支店長に呼び出された
何を言われるかと思えば、
「残業しろ、定時で帰るな」
その理由は


「残業は "コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン" 」だから


倒産した前の会社や社長に思い入れがありすぎて未練たらたらなのは自覚ある
だから、去年まで感じていた同調圧力や、周りの非効率な仕事の仕方にいら立つのは、その未練の裏返しか何かだと思ってた
けど、やっぱり、正体表したね

前の会社でも、なかなか普通の人ができないようなつらい経験をしてきたけど、今以上に会社に行きたくないと思ったことはない
3年半くらいの社会人経験の中で、ダントツに会社に行きたくない、仕事しててつらいという気持ちが強い

歴代の支店の社員も、あと支店長とはソリが合わない人が多いと聞いてるけど、高圧的な物言いしかできず、自分の行いを顧みず、強権行使すればどうにかなると思ってるゴミカスとうまくやれる人もまた、だいたいゴミカスだよね
支店長と仲良くて、現在出向しててこの先俺の上司になるやつも、忘年会の時「俺、和解の何人もやめさせてきてるから」とか言って威圧してくるような奴だった

反省しない
自分の行いの意味を考えない
無駄を無駄と思わない
マクロな目線で何が最善かを考えない

大きい企業なら自分なんて足元にも及ばないレベルで高効率化されて無駄や威圧がない、
なんて思った俺の予想は甘かった
中途半端に歴史や規模のある会社が、一番だめなのかもしれない
本当に先が思いやられる

やっぱり仕事は、自分で環境を作れるようになってからでないと面白くない
だから、今はひたすら面従腹背して、支店長に呼び出された俺はその日から自分の中で、定時を17:15から19:00に変え、実行してます

支店会議では残業減らせとかのたまい、有休消化率上げるために有休手当出すとか言ってる中でこんなことがあるから、人間って(日本?)不思議だよね
転職して給与そこそこになったし、真面目にお金増やすこと考えようかな

労働が苦じゃないし、経験積むことへの貪欲さは人並み以上の自信があるけど、別に労働好きなわけじゃないんだよね
アーリーリタイアについて調べたりしてると、いいなーって思う

1000万くらいの原資がないとお金でお金で増やすことはできないし、ギャンブルか何かでガツンと増やすところから始めないとだな


仕事は、支店長のじじいがおれだけに冷たくてイライラする
意地でも俺を仕事できない扱いしたいみたいな
いるよな〜、こういうしょーもないことこだわるやつ
今はひたすらへりくだって対応して様子見てるけど、それでも何も変わらなければ、それまでの人間ってことでうるさい置物だと思うことにする

前のドライな関係ばかりだった職場ではあまり無かったストレス
だし、前の会社の社長の優秀さを目のあたりにしてずっと働いてきたから、今の会社の奴らダメすぎてイライラする
馴れ合いや体裁ばかり取り繕ってないでパンツ下ろして仕事してほしいよな〜
見ててモヤモヤするんだよ、無駄が多いし仕事遅いし
でも馴れ合いしてるほうがいい評価受けるんだよね〜
ダッサ
会社が倒産した

正確には倒産してないけど、便宜上倒産したということにする
給与未払いがあって、今後の見通しもつかない
社員も現在ではみんなやめたらしい

その話を社長からされたとき、真っ先に辞めることを伝え、会社で一番早く辞めた

ちょっと過言かもしれないけど、僕がいなければ多分もう少し早く会社は潰れてた
人手がほとんどない中、そういう自負を持てるくらいにはひとりで頑張ったし、社内の人にすら早く辞めたほうがいいというくらい、社内事情による理不尽で嫌な目にもたくさん遭った
けれども、逃げなかったことは、社長含め、評価されるところであったみたいだし、自分でも逃げなかったという実績は、今後の自信につながる

しかし、およそ3年、馬車馬のように働いて知った、自分の本質というものは、改めて、俺はクソ人間だなと思わされるものだった

逃げなかったその根性、理不尽に立ち向かう反骨精神
これはすべて、今思えば、言い訳するために言い訳しない、ということだった

とにかく僕は言い訳が多い
何か不都合があると他人への言い訳がすぐに頭に浮かぶ
義理だ人情だ忠誠だと周りに吹聴して、すぐだまされるけど、正直そんなことは何も考えてない
今後自分が言い訳をしたときの保険のためにそんなことを言って、それでその保険が適用できるような実績を作るために頑張った、いや、だからこそ頑張れた、としか思えない
多少、純粋な向上心とか、そういうものもあったかもしれないけど、そういう潔白な心は、たぶん1割にも満たない

なぜ言い訳が多いかと言われれば、臆病だから
その臆病さは、仕事の中でも否応なく純粋な形となって表れたことが何度かあった

この生き方が、どこかで息詰まるとは思わない
でも、この生き方を続けるには、賢くなければいけない
詳細は長くなるから省くけど、倒産に係るゴタゴタの中で、うまく立ち回れず他人にも自分にも迷惑をかけた
その立ち回りは、まさに立ち回りで、口だけではどうにもならないことだった

今後も、この生き方は変えられない気がする
言い訳ばかりだなと思ったところまでは、改善できそうだなと思ったけど、言い訳するために頑張る、という自分の行動原理を目の当たりにして、無理だな、と思った

改元もしたし、ここで人生一区切りついた
これを機会に、今後はもう少しうまく立ち回ることを覚えたい
今の吉本の騒動を見て、改めて強くそう思った
今週はつかれた、いろいろと、ほんとに……

とりわけ仕事がやばい
年末進行極まりそう
動いてなかった仕事が4つ同時に年末に向けて動き出す
忙しいのは年末じゃなくて年度末の業界なのに、おかしいね〜

自分の給料/自分の売上を指標にして仕事したいから、あんまり残業したくないけど、そんなことも言ってられないだろうな
でも、会社的にどうなんだろ、やりきれなくて外注に出すよりは安上がりなのかな

とにかく頑張るしかない……
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プロフィール
HN
3lollol
性別
非公開
年齢
非公開
職業
PCポチカチ
自己紹介
死にたいことには
あまり変わりない
月別出費
月    出費
2017.10 26,000円
2017. 9 34,500円
2017. 8 24,000円
2017. 7 45,000円
2017. 6 39,500円
2017. 5 34,500円
2017. 4 24,000円
2017. 3 31,000円
2017. 2 28,500円
2017. 1 25,500円
2016.12 20,500円
2016.11 26,500円
2016.10 34,000円
2016. 9 21,000円
2016. 8 29,000円
2016. 7 29,500円
2016. 6 19,000円
2016. 5 15,000円
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